戦争の悲劇 misery of the war 2003 8 11

鹿児島県に知覧町という小さな町があります。
ここに知覧基地というものがありました。
ここから、飛び立った飛行機は、
わずかな燃料と、大きな爆弾を積んで、飛び立ちました。
この飛行機は、そのまま、巨艦に見える、
戦艦や巡洋艦に体当たりして、消えました。
この飛行機を操縦していた者は、すべて若者でした。
戦力に圧倒的に差がある場合に、
このような戦い方になってしまったのは、悲劇です。
戦争で犠牲になるのは、いつも若者です。
生きていれば、少なくとも50年は生きられたでしょう。